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ゴールデンウィークに蘇るナルシストの思い出

僕は学生の頃、相当なナルシストだった。

 

社会人になってから一度想像を絶する思いをしてから、すっかりナルシストな自分がどこかに置き去りにしてしまったのだが、このゴールデンウィークに実家に戻ったことから昔の自分がふと思い出された。

 

外出して自分の姿が映る鏡やガラスがあろうものなら漏らさず必ずチェックしていた僕。しかも周りにチェックしてると思われたくないので、歩きながらかなり横目でどこかに映る自分をチェックしたりする周到ぶりであった

 

実家に戻ると、自分では捨てたはずの卒業アルバムが全て残っていた。
確かゴミ袋に入れて捨てたはずなのに・・・聞いてみると母親が元に戻したそうだ。

昔から母親は僕のゴミ箱をチェックする癖があった。
当時は毎回心底腹を立てていたことも思い出してしまった・・・一人暮らしするいまとなっては懐かしい。

アルバムを開くと、やたら前髪をムースで固めて長くたらした自分がうつっていた。
それを見て妹と2人と爆笑した。

 

それを見た僕のおじさんが、”お前よく自分よりかっこいいやつを見ると競争してたよな”と言った。

確かに僕は競争心の塊だったが、周りには見せないようにしていたので、おじさんにばれていたと言うことにびっくりした。
と同時に恥ずかしくもなった。

 

おじさんは普段おっとりとしていて、よく奥さんに小言を言われていたので、子供心に僕は彼を馬鹿にしていたのだ。
しかしおじさんも大人だったのだ。しっかり僕のことを見抜いていたのである。

 

ちなみにおじさんは地元で英会話の教室を開いている。このページ(http://xn--6oqy42apjas7ckft59sb8k.xyz)でも小さく紹介されている。最後の方であるが。

 

そんなナルシストだった僕を変えたのは27歳の秋。
こなせない量の仕事量を上司に与えられたことがきっかけだった。

あの体験は僕の限界を破壊してくれた今でも貴重な経験だったと思っている。
仕事を心から全力でやりたいと思った時、ナルシストの自分は邪魔になるだけである。

そう思えた体験であった。また機会があればその業務についてここに書いてみたいと思う。

とりあえず今年も平和のゴールデンウィークを実家で過ごせたことに感謝である。